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つぶやき@三期をふりかえって
今日、某動画でMADを見ていたら、なんだか無性に悲しくなった件について。
辛気臭いので下に。
結局、三期ってなんだったん? 十代はどうしてああなんなきゃいけなかったん? という、考えてもしょうがないことが頭をぐるぐるすると、哀しくなることがあります。
三期をみてて、ラスト近くだと、みんなが「十代に泣いてもらいたい」「十代に笑ってもらいたい」って言ってたのですが、結局ソレは果たせたのか、と。
十代は最終的にカイザーの死に涙し、翔に別れを告げたときには確かに笑っていたけれど、それって本当に求めていた形だったのか? と思ってしまうと、どうにもしんみり。
何話だったか、三期のラストを見てた頃、見終わってぼーっとしてたら次のアニメのOPを聞いて、涙腺が決壊したことがあります。
「もう誰かのためでなく自分のために笑っていいよ」
正直、むちゃくちゃシンプルでありふれた言葉だと思います。
でも、この一言すらかけられない子が、心から悔しかったのは、はじめてだった気がする。
十代がカイザーに流した涙は十代のためだったかもしれないけれども、でも、最期に浮かべていた微笑は、翔のためであり、ユベルのためだったと思います。どう考えても十代自身のためのものじゃない。
一期くらいのころは、十代はいつだって、自分のためだとか人のためとか、そんなこと考えないで、嬉しそうに笑ってる子だった。そんな簡単なことが、どうして十代から奪われないと駄目だった? そう思うと無性に切ないです。
あんなに何もほしがらない子が、どうして、あんなにたくさんの代償を払わないと駄目だったのか。正直、罪とか罰とか、そういう言葉だと尺度としておかしすぎる。どう考えても計算が合わない。
だって、罪って言葉で考えられるようなことを十代がしているとしたら、(根源的には)二つだけのような気がします。
《自分を愛した人を裏切ったこと》と、《愛する人のためにすべてを振り切ったこと》。
つまり、「ユベルを忘れたこと」と、「ヨハンを助けるために周りを省みなかったこと」…
でもそれって、言ってしまえば、「たかがそれだけ」に過ぎない、ささやかな罪だと思います。少なくとも、十代が、何もかもを代償として支払わなきゃいけないほど重い罪じゃない。あの異世界での出来事は、贖罪って言葉を使うには、あんまりに過酷だったと思うのです。
そして、十代が唯一天に向かって吐いた呪いの言葉が、「おれの何がいけなかったっていうんだ」です。
その答えが前に言った二つ。でも、それじゃあまりにつりあいが悪すぎる。
だから、それにさらに答えを重ねたとき、出てくる言葉は、「すべてが生まれる前から決まっていたことだったですよ…?
なんで神様はいったい、あんな、目の前のものに眼を輝かせるだけで精一杯みたいな子に、「さだめ」なんてものを背負わせたのか。
四期の十代は、いろんなものを捨てて、代わりに「力」を得てきた、って気がします。
得たものは、定めを全うしうるだけの力、人を超えた異能や、己の為すべきことのためなら決してくじけることの無い強靭な意思だとか。
なくしたものは、ささやかで幸せな日常、友を信じられる平和、選べるはずだったいくつもの未来、それと、無邪気な笑顔と涙……
この選択は英雄ならいつかは選ばねばならないもので、かつ、それを選ぶという道は決して哀しいことだけじゃないと思うのですが、十代が、「すべて分かった上で」、選んでいたとはどうしても思えないのが気にかかります。
あの子はいつだって、目の前で泣いてる人がいたら、手を差し伸べずにはいられなかった。
そんで、すべての選択を迫られたとき、ユベルが泣いてたから、そんでユベルが自分を愛していて、自分にとっても大切な人だったから、その涙をぬぐってあげて、抱きしめてあげるために、何もかもを差し出した。
あのとき、十代は、自分が未来を永遠に違える路にいたってことよりも、「ユベルが泣いてる」っていう目の前の事実のほうが、ずっと重要だと思ってた気がします。
「たった今、目の前にあるもののために、精一杯に生きる」っていうのは、すごく十代らしい選択だったと思います…… でも、どうしても気になる。その結果が、そういう生き方を丸ごと葬り去るっていう結論へと行き着かないといけなかったってのは、どうしても惨いと思ってしまう。
四期の十代は、何をどうやっても、大義のために生かざるをえない生き方を選んでしまった後… って気がします。
誰かのために戦うんだったら、もう、いままでみたいに、「今」だけを精一杯に抱きしめては生きられない。「過去」を背負って、「未来」のために戦わないといけない。
そうなったら、十代は、もう自分のためだけに泣いて、笑って、大切なものだけをつかんではいられない。英雄の手は、誰かのために剣を取る、ってことのためにあるわけなのですから。
でもさあ…… 十代の願いって、ものすごくささやかで、誰だってかなえられるくらい小さなものだった。
たったそれだけが、なんで、こんな風に葬り去られないといけなかったんでしょう?
自分のためだけに生きて、笑って、泣いて。大切な人たちを精一杯に愛して。
せめて十代は、泣きながら、自分の運命を哀しむ時間を、自分が何よりも大切にしてたものたちとの別れを哀しむ時間を、あたえられてよかったと思う。
でも最期まで、微笑んだままユベルの腕の中に倒れたあの子が… 切ない。
もう一度、とはいえないなあ。
もう何百回でも、何千回でも、自分のためだけにバカみたいに笑って、泣いて、怒って、そうやって幸せになる十代が見たいです。
でも、どうなのかなあ……
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TARN-153 感想
「ガッチャ!」
―――か、かっこいい……!!
なんかもう今回はユベルと十代の愛の履歴を語るためのお話でしたね……
十代、ユベルのことぜんぜん記憶してないとおもったら、記憶を消されてたのか! そしてユベルと十代のいろいろな来歴が語られる。でも相変わらずユベルに対して冷たいアニキ。
しかたないよなあ…… ユベルがどんなに可哀想でも、殺した人数がいくらなんでも多すぎる。ユベルとほかのみんなを天秤にかけたら、ユベルを責めたくなるのもしかたない。そして、十代の言うことにはぜんぜん耳を貸さないユベル。
そして、KENNさんの声がユベル説得しながらもぜんぜんやる気がないのはわざとですか?(笑
迷いを振り捨てた十代の強いこと。そして、今回はちょっと復帰してきた風の演技が多いのも萌え萌えでした。みんなが生きてる、といわれたときのあの無防備な顔!! けしからん!! かわゆすぐる!!(笑
そして、かっこいいアニキに比べて、ユベルがけしからんほどかわいくてエロい。なんなんだよーなんなんだよー反則だようあの美人さは!!
調べてみたら声はドキンちゃんをやってる人だったりするらしい。ベテランだなぁ!! 前回までの入絵さんユベルとはまたちょっと違う味わいがあっていいです。
ぞくぞくっとするような色気のある声なのに、一人称が「ボク」で、しゃべりかたも若干少年風なのがミスマッチで非常にいいなと思いました。たまに、「えっ?」とか言わないの。萌えちゃうから。(笑
「苦しみ続けている限り、ボクは十代のことを忘れないだろう?」
そんな結論にたどりついちゃったユベルが可哀想でした……
大気圏突入するときに翼をつかって身体をかばう場面とか、ユベルのしぐさはいちいち人外スキーのツボをくすぐってくれます。体型だけみるとスレンダーでちょっと少女っぽくもあるんですよね。大人の女性の体型じゃなくて、少女みたいな体つき。腰がほそいなぁ! 胸とかお尻のボリュームも控えめ。これ、膚の色とかのせいでわかりにくいですけれども、ティーンの女の子の体型ですよね。推定、高校生くらい?
そして、体のサイズに比べて、翼の大きさが絶妙なんですよね…… 動くときにいちいち翼で攻撃を受けてみたり、ばさっと広げてみたり、翼がきちんと体の一部として動いているのがすばらしい。
基本、棒立ちなのがちょっと残念。もっとグリグリ動いてくれたらいいのに、ユベル……
今回のカードの解説がユベルなのに胸がきゅんきゅんしました。この声好きだなぁ! かわいいなぁぁ!!
そして今回のデュエルに関しては…… すいません、きっと、植物族を愛するデュエリストのみなさんが涙を流して喜んでるだろうなぁと思いました(笑
以前からニコ動画とかをみると、植物族モンスターが強化されない! と泣いてる人が多かったので、今回ユベルが使ったようなカードがOCG化されると嬉しいんじゃないでしょうか。
とにかくトークンをバコバコ出すカードが多かったので、これは重たいモンスターを召還するためのデッキにつかえそうですね。文字通りユベルを入れるとか。
ユベルの効果、現在推測した限りだと、以下のとおりかな?
1.攻撃表示にされたとき、相手のモンスターと強制的に戦闘を行うことができる。その際のダメージによってユベル自身は破壊されず、攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える
2.一ターンごとに一体のモンスターを自分フィールドから除外する。モンスターが除外されなかった場合、ユベルは破壊される。
墓地には基本行かないと。トリッキーなモンスター効果ですねえ。星十個にふさわしい重たいモンスターで、まだちっちゃかったころの十代が使いこなせなかったのもよくわかる(苦笑)
でもねえ、ユベル、《マジック・クロニクル》って…… あなたはクロニカ様ですか。
「私の名前はクロニカ。ブラック・クロニクルと呼ばれるものの原点。つまらない話でもよろしければ、お話してさしあげましょう」
……似合うなあ。
そして、覇王十代+遊城十代=真の十代 という謎の公式。
眼が金色に…… 種割れ……(違
ほかにも、「気力が130を超えてマジンパワーが発動した」とか、いろいろ言ってましたが。
来週を見るとアニキがすっかり覇王顔になっちゃってるんですけれども、大丈夫なんでしょうか? 覇王十代はアニキと違って気性が苛烈で容赦がない。敵にかける情けなんぞかけらも持ち合わせちゃいない。
オーバーキルでやりすぎて後悔することにならないといいんですけど。
今回気になったのは、「もしもボクを倒せたら、君の心の奥底にある真の望みをかなえてあげてもいい」というユベルの謎の台詞です。
もしかして、ユベルってこのデュエルで敗北しても破壊されないのか? 万丈目が実は異次元に行ってただけーということが判明した以上、世界そのものに干渉できるレベルの力を持っている、って可能性もあるわけです。
ユベルの行動はどことなく悪魔的というか、フォークロア的。《猿の手》みたいというのか、相手の願いを聞き入れてくれるけれど、わざと言葉を曲解して災厄をもたらすイメージがあります。
十代の真の望み、とやらがやっぱり曲解されて、四部につながるネタになるんでしょうか。12の異世界とかいうネタもさんざん引っ張ってるし、力のインフレって意味だと十代はすでに最強になっちゃってる。あとはヨハンの発言の、「この事件のすべてを誰かに伝える証人が必要になる」っていうところ。
あれですな…… RPGとかだと、前作の主人公が失踪してて、メインメンバーの一人が助言してくれたりたまにパーティに加わってくれる(激強い)NPCになるっていうパターンみたい。
で…… 三期、あと何回で終わるんですか?
次回で終わる気はぜんぜんしないんですが!!(笑 仮に終わったとしても、そのまま続編的に四部になだれ込みそうです。
個人的には、狂気的な演技がものすごい迫力だった入絵さんユベルをたっぷり堪能できたのと同じくらい、少女的なかわいらしさが小悪魔然としてる鶴さんユベル、同じくらい楽しみたいです。
そしてすっかり貫禄がついて大人びちゃったアニキ……
たまにはまたかわいいアニキに戻って、子どもっぽいところを見せてくれないんでしょうか。ちょっと寂しい。
152話感想
今日は落ち着いて見られました。(結論)
でも、真面目にむちゃくちゃ面白かったぜ……!! あの痛々しい十代も見慣れてきたせいか、あんまり動揺しないで見られました。痛々しいが強くてカッコいい。痛みを乗り越えてなお強くある。未来を見据えて戦い続ける。まさしくヒーロー!!
今回の注目ポイント。
1.手札公開デュエル
2.ユベヨハンの顔芸
3.カッコいい十代ときれいなヨハン
ネオスペーシアン・ロードはターン強制終了カードだったのかー。
《ネオスが破壊されたとき》って、なんちゅう限定効果…… E-HEROってそういうカード多すぎ。専用カードが今回けっこう渋くいっぱい出てくるのが面白かったです。あそこで墓地の超融合を持っていくのかー! とか、罠コンボがすごくハートをキュンキュンさせてくれます。やっぱり補助カードは面白い。
ストームネオスはあれか、《ハーピィの羽箒》か?
毎回デッキに戻すというキッツイ効果がついてないと、たしかにあれは禁止カードレベル(笑 でも補助カードつけてフィールドに残す十代は鬼。鬼だが上手い! キュンキュンしました。
そんで、せっかく出てきたけど何もしないで消えたレインボーネオス…… (がっかり)
うーん、これは伏線でもう一回出てくるのかしら。攻撃力防御力のどちらかが1000以下のカードってことは、レインボードラゴンとパラメータが似てて、防御力ゼロのカードだったのかしら?
相打ちでデュエル終了だと、双方死なずに済むっていうのは、個人的にいい落とし方だなと思いました。
そんで、なんかヨハンがデッキを十代に渡していたけれども、次回はなにかそういうカードが使われるのかな? でも、デッキを再構成している時間はなさそうだし、そもそもヒーローデッキである十代のデッキに変なカードを放り込むわけにもいかないわけですし。
ストームネオス、レインボーネオスは、非常にカッコよくてよかったです。
ネオスは実は単体だとあんまりデザインが好きじゃないのですが、融合させるとカッコよくなるよなぁ。レインボーネオスは、なにか、パラディン属性風ですごくよかった。だからこそ戦ってほしかったよ… るるるー。
あ、でも手札にレインボードラゴン入れとけば、手札からカードをひっぱりだして、融合させる系のコンボで出せるのかな? それに期待。
あとA宝玉獣って、アドバンスドダークがないと維持できないんですか。それとも、アドバンスド・ダークの特殊効果で破壊されたときにフィールド除外なのかな?
スカイ・スクレイパーとかを発動されたらどうするつもりだったんだろう、ユベ……
そして今回、とうとう顔芸レベルに達したユベヨハン。
ちょっ…… きれいなヨハンとの差がすごすぎる……!!(笑
作画さんに無印の人が混じってる? と思うくらい、盛大に顔芸してたヨハン。見ててビビりました。ユベ、自分の顔じゃないからって弄りすぎです。
あとはアルティメットレアな十代の耳。っていうか、全体的に髪の毛がものすごくふわふわしてた気がする十代。なんか普段と絵が違う気がするんですけど、なんでだろう?
宝石獣ともしゃべってる十代。もはや何がなんだか。
先週のショックが大きすぎたせいか驚きません。もうなんにも。
アメジストがヨハンのことをものすごく心配してたのには萌えました。アメジストが姉だったらサファイアがお兄ちゃんだよ、ね! みんなの弟、ヨハンのことを心配している宝玉獣。そして弟の彼氏といっしょに昏睡状態になっている弟に呼びかける皆。
……ごめん、今回、ヨハンが姫にしか見えなかったです…
囚われのお姫さまなヨハン。十代にかばわれてるヨハン。気を取り直すとあの服がぜんぜん似合わないヨハン。乙女声ヨハン。
声優さんについて調べたら、ヨハンの声の人、本来はミュージカルの人だと知ってビビりました。「ミス・サイゴン」とか、レミゼのエポニーヌとか…!! どんだけ…!! 不遇系ヒロイン声じゃないですか。ヨハンが“On My Own”を歌ったら鼻血が出そうです。
洗脳が解けた瞬間のヨハンを見て、なにかこう、敵に洗脳されたヒロインがボンテージな衣装を着せられていたのが、我に返ったときのような感じを受けました。マンガ版スクライドのシャリスとかそういう。
ホモサイトとして言っちゃいけない台詞と思いますが、ヨハンが女子だったら、すげえ萌えたと思います。十ヨハ子で。
元気っ子で魔法少女系が、洗脳されて危ないボンテージ系のヤンデレっ子に…… 大きいお兄さんたちが大喜び…… 弟には「大きいお姉さんたちが喜んでるから同じじゃん」と言われましたが、違うの、それは別口なの!!
十代が凛々しくてカッコよかったから、なおさらヨハンが姫度UPしてたんだろうな…
超融合を使うときの十代の回想をみて、十代がやってきたことの重さをいまさらながらに思い知りました。三期はあまりに犠牲が出すぎたよね… 人が死にすぎたよね…
「おれは正義をまっとうする、もう誰も死なせない」と言う十代。あの子にとって、「誰も犠牲にならない」が正義だったのか… そうなんだろうなぁ。心優しい子だもんね。
でも、ユベルはどうなんだろう? 今回、ヨハンのことで必死で、ユベルの発言について深く考える余裕が無かったらしい十代ですが、「ぼくのことは暗い闇の中にひとりぼっちにしたくせに…」とかいうユベルの発言については、ぜひ、回収してあげてほしいです。
あまりに罪を犯しすぎたユベルですが、あの子は、十代が心から恋しかったってのは、ほんとだと思うので。
誰も傷つけず、誰も殺さないんだったら、ユベルのことも救ってあげてほしい…
なんか今回はまだ一回しか見て無いから感想がアレだわ。
でも、とにかくデュエルが面白かったな~。GXのデュエルはイイな! とてもイイ!!
後日追記します。
拍手返信
アキバで買って来た東方系ヴォーカルCDを聞いています。なんだ同人音楽ってこんなにカッコよかったんだ……!?
返事が停滞していてごめんなさい。更新は早いけど、ハートはバラバラ状態で、萌えも燃えもけっこう混乱中なんです。
9/6 だけどもう何もかもが 燃えさかる 炎の中 読み終わって真っ先に思い出しました。 >
気付いたときにはもう手遅れ…… そんなGXはいやぁぁぁぁぁ(涙)
どうもすいません。でも、当日に放映された話を読んでいて、頭の中をガンガンこの曲が回ってしまい、書いてしまいました。
覇王様は十代の一部なのだといわれていますけれど、あの無邪気な十代の中にあんな人がいて、そして、出てこなければいけなかった? と思うと、哀しくなってしまいます。
十代って三人いるよなー。一期からの十代が基本の、ガッチャ!な子のノーマル十代、力の求める路を全うするのみの覇王様、それに、ごめんねユベル…のショタ十代。
どの子ここの子迷子の子。暗い話をどうしても書いてしまうけれど、あんまり自分だとこういうのはいやだなあ、と思ってしまいます。感想もらったのにスイマセン。これもGXもとい十代への愛ゆえです。
9/7 失われた詩のストーリーやキャラが素敵ですっかりのめりこみました。今後の展開が楽しみです! >
ありがとうございます。実は”失われた詩”はGXパラレルというよりも、無印の捏造考察作品っていう面が強かったりします~。
下でもちょっと書いた、千年アイテムの疑問点とか、なんで王様はあんな風になっちゃったん? というあたりの考察に、”融合使い”という個性をもった十代その他メンツをぶっこんでごった煮です。言い訳はしません。
今後の展開、のんびりと楽しみにしておいてもらえるとうれしいです。
9/9 にょたな子の通うデュエルアカデミアに潜入したくなりました。十代かわいいです!…Bなのにノーブラ(笑 >
十代はかわいいです。なんかもうにょたとかそういうこと関係なしにかわいいですが、おなごにすると、また、おなごのかわいさが出てきていいですね。コラ画像とかで見ると思うのですが、十代って髪を長くするだけで女の子みたいに見える顔してるんですよ…… ほんとに。
Bはノーブラで通すにはギリギリのサイズですけれども、ワイアー入りのブラをつけるくらいなら、下にキャミで透け防止、もしくはスポブラで通すのが十代っぽいと思ってます(笑
薄着の夏とかは、透けに、周りの人のほうがピリピリしてそうですね~。
もっぱらこれからも、女子校ならではのちょっぴりエッチな(笑) テンションで行きたいと思います。カイザーや吹子さんもお楽しみにv
ユベルが女だと思った理由
某所でのパラレル企画についていろいろ考えていて、ふと、そう思った理由。
外見的には両性具有(っていうかアシュラ将軍)で、声も男女ユニゾンで喋り、現在は17才男子ヨハン・アンデルセンの身体をのっとり、一人称が「ボク」の超ヤンデレっ子ユベル。私は彼女は女の子だと思ってます。ヤンデレ・ボクっ子・ふたなり…… なんてコアな属性。でも女の子だと思うんだよ!
理由は彼女/彼の象徴である、「縦に裂けた眼」です。
ちょっと考察風に、以下、行ってみようかと。まとまったら考察ページにUPします。
1.ヴァギナ・デンタータ(有歯女陰)の考察
一般に、縦のアーモンド形ってのは、女性の象徴。もっと露骨に言うと女性器の象徴とされています。そして縦のアーモンド形・ひし形というのは強い魔力を持つものとみなされており、魔よけなどとして利用されることも多くありました。
でも、同時に、女性器というのは、《飲み込む魔力》の象徴でもあります……
文化人類学・および精神分析学の象徴の一つに《歯を持ったヴァギナ》というものがありまして、これは、性交相手の男性器を食いちぎってしまう恐ろしいヴァギナ、つまり、食人鬼である女性の象徴とされております。古来、人間を食ってしまう魔物というのはたいがいが女性で、彼女らは、《生み出す魔力》の反転として、男を咀嚼し、飲み下して未生の闇、すなわち生まれる前の混沌へと返してしまう存在として恐れられておりました。
これをうまい具合にヴァギナの歯をへし折ってしまえば彼女らは豊穣をもたらす存在となるのですが、失敗をした男性は食べられてしまい、おしまいです。女ってのは産む存在であると同時に、性交によって男性を食ってしまう恐ろしい魔物だとも思われていたわけですね。
現在だと信じられない話ですが、未開社会におけるイニシエーションなどだと、未婚の女の子などが結婚する際には、石性の男性器をまたがせて処女膜をやぶったり、あるいは、司祭や長老などの男性が性交したり、道具を使ったりしてあらかじめ彼女の《処女》を破っておくことが習俗化されてることがよくあります。これはつまり、未婚の女の子、まだ子どもを産んだことがなく、男性器を受け入れたことの無い処女のヴァギナには、歯が生えていて、彼女の夫を去勢してしまうんじゃないかという不安を裏付けたものだと考えられています。
つまり、処女であり、石女であり、己の子どもを愛ゆえに喰ってしまう母…… というのが、《歯をもったヴァギナ》の持ち主である女怪である、という風に逆算されて考えられるわけです。
……なんとなく、そんな気がしませんか?(笑
2.反・ウジャトとしての考察
こっから先はかなりうがった見方となるのですが、ユベの子の《眼》は額にあります。これは無印における王様、それに闇マリちゃんなどの古代系の闇の力をもった人々の象徴ですが、ユベの子の場合、その眼が《横》ではなく《縦》に裂けているということに特徴があります。
これは、ある意味で、あの《縦の眼》は、《横の眼》に対するアンチテーゼとしてある… と思ってもいいんじゃないかなと。
千年パズルに描かれているあの有名な眼の模様は、ウジャトというものに酷似しています。別名をホルスの眼ともいい、すべてを見通す力を持ち、また、ファラオとも同一視された神、ホルスの眼を象徴化したものだと言われています。通常ホルスの眼は左目であり、《月》を意味しますが、王様の額にうかぶウジャトは左右どちらだと見ることもできないデザインになっています……
故意か偶然か、たぶん偶然でしょうが(笑) ちなみに右目は《ラーの眼》とよばれ、太陽を象徴します。ホルスはオシリスの子であり、また、太陽の神ラーと同一視され、ラー・ホルアクティの名を名乗ることもあります。そして《ホルアクティ》は三体の神を合体させた究極のモンスターの名でもありました。ラー、オシリス、オベリスクの三位一体は無印におけるキーカードですが、ここにはまたしても故意かはたまた偶然か(笑) みっつをつなぐ存在である月の女神イシスが除外されています。
父であるオシリスと母であるイシス、子であるホルス、が通常のエジプトにおける三位一体原理であり、原初の神ラー、さらにその子であるオシリスを並べるまではいいとしても、さらにその三つの最後に太陽の象徴である《オベリスク》の《巨神兵》を入れるあたりに、無印における王様の露骨なまでの《太陽性》の強調があらわれています。
これをかんがみるに、王様のあの額の目は、《ホルスの眼》であるウジャトではなく、《ラーの眼》、あるいは通常のウジャトではなく二つを重ね合わせた存在だとも考えられるんじゃないか? と。
すなわち、太陽の神、光の神、創造の神を、三体融合…… もとい習合した人工的なシンボルが、王様のあの目ではないのかと。そして、《ラー》は原初の神であり、女を必要としないで子をなした神です。彼が男性だとみなされたとき、ここに、究極の男性原理の世界観が生まれます。
太陽=男性原理 ここからは 月=女性原理 の概念が除外されている。三つの太陽象徴の融合は、そもそも、生殖のために女性すら必要としない、と。
―――まぁ、そういう存在である王様が、《闇》の化身として登場したあたりに遊戯王無印の面白さがあるわけですが(笑 それはおいておこう。
そういう風に無印における《額に横の眼》は、彼が正義の執行者であり、太陽=男性原理の体現者であり、その力を正等に執行する権利をあらわしています。まあ、裁判官みたいなもんだといいましょうか。
それにたいして、《額に縦の眼》をもつユベルは、どこまでも、その原理に対称的です。つまり、《縦の眼》というのは、《横の眼》を否定するもの…… 太陽原理=男性原理に対応する、月原理=女性原理を表しているもの、つまり、反・ウジャトとしての役割を果たしてるんじゃないのか? と思ったのです。それがユベルの額の眼が、執拗に《縦に開く目》として表現され続けたひとつの理由ではないかと。
3.負の女性原理とユベルの行いについて・暫定結論
ユベルは本人が何度も口にしているとおり、闇の化身だとされています。そうしてユベルのいうところの《闇》ってのは、基本的には《愛》に基づくものです…… コブラの我が子への愛、マルタンの両親への愛、そしてユベルの十代への愛、どれも、《達成されなかった愛への恨み》から来ています。そうしてユベルのあたえるところの《闇のゲーム》で《罰ゲーム》は、相手を文字通り《食べて》しまうものらしい。(アモたまのこと非常食よばわりしていたし)
それとは逆に、千年アイテムのもたらす罰ゲームってのは、基本的には相手を咀嚼し吸収することを目的としません。マインドクラッシュはバラバラにするだけで修復可能だし(じゃないと社長が大変だ)、闇マリちゃんも「闇に喰われたものの行方は知らない」と言っています。つまり、千年アイテムの罰ゲームはあくまで《法を侵すものに対する罰の執行》として表されるものであり、最終的には《恨みによる相手の破壊、その後の同化》を目的とするユベルのやり方とは正反対に思われます。
つまりユベルってのは、無印に対する、GXの対象性を表してる… と思ってもいいんじゃないかな? と。
正義の執行者=男性原理=太陽=断罪(分割)者 である王様に、ユベルは、ものの見事に反転対応します。情愛の執行者=女性原理=月=復讐者、と。罪をおかしたものをバラバラに砕く力を持った王様と、己の闇に負けたものを呑みこみ消化してしまうユベル。つまりユベルの体現しているものは負の女性性、つまり、処女であり石女であり、同時に冥府の女神であり人喰いの母である大地母神…… を表しているんじゃないかな、と思ったのでした。
つまりユベルは負の女神であり、冥府の女神。そうして、自分から欠け落ちた愛子であり、男性性の象徴であるものを取り戻すために、彼を喰う…… 象徴的には性交すること含む…… を求めてるんじゃないか、と。
んで、でも、このふたつの出会いというのは、冥府の女神の勝利では決して終わらない、というのがフォークロアにおけるパターンです。そのあたりで強引に切る!
……むりやりエジプトくっつけたから死ぬほどややこしくなったんですが、ユベルのデザインから考察するんだったら、人喰い女神カーリー(なんと額には縦に裂けた第三の眼が!)への言及、さらに身体が左右で違う性になってるシヴァ+シャクティの化身であるアルダーナリーシュヴァラなんかのイメージをくっつけると、もっとシンプルに考えられる気もするんだけどなぁ。
あとは太陽原理の体現者である王様が、なんで千年アイテムのなかでも最も反・太陽的なデザインの千年パズルに閉じ込められていて、本来、もっとも太陽的なデザインの千年リングの中身がバクラなのかとか、いろいろと遊戯王を象徴的に読み解くのは、面白いです。