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薄暮都市

同人・女性向けの話題専用のブログ ジャンルはよろず。遊戯王・DFF・バサラなど。 ときどき、アイマスや東方などの話も混じりますのでご了承の程を。

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  • 04/25/08:05

第二話 屑鉄のプライド


二話からいきなり作画が外注になってて糸色望した!!(笑
でも、作画崩れにちょっと心が安心している私もここにいる。複雑な遊戯王好き魂…

そしてカニ可愛いよカニ。
そして、今回で5D‘sの世界設定がどばーっと出てきたので、なんとなく整理してみます。

 舞台設定
 1.ネオ・童美野シティ
海沿いに存在する中央集権的な巨大都市?
ぱっと見、おそらくはミドルクラスだと考えられる町並みの上に、ネットワーク状にハイウェイがはりめぐらされ、その転結部分ごとに高層建築が存在している。
”ライディングデュエル”が娯楽として熱狂的に受け入れられている一方で、D・ホイールを利用した暴走行為が頻出。
→単車であるD・ホイールが通行可能ということは、町並みは区画整理に基づいて成立しており、道路状況は良いものと考えられます。都市計画に基づかない古い街並みの上にハイウェイとセンター的な高層建築が存在する、という町並みは、東京・北京などのアジア的な近代都市を連想させます。
あと、センター内には、ソリッドビジョンを応用したものと思われる立体映像が、広告的に多数利用されているようです。
 2.サテライト
サテライトってことは《衛星都市》の意味か?
センター部からは交通的に隔絶された衛星都市で、そこの住人はセンターから出されるゴミの再生工場で働いている。《サテライト生まれ》と称される生まれながらの貧困層が存在する一方で、センターで犯罪行為を働いた人々がサテライト送りにされたりすることもある。
現在では使用されていないハイウェイ、地下鉄などの廃墟も存在しており、サテライト住人はそういった場所に居住している。電気は存在しているが情報的にはセンターからは隔絶されている。《セキュリティ》と呼ばれる保安組織が存在しておりサテライトの治安をまもっているけれども、態度は抑圧的で、住人からは信頼されていない…
→貧困層が住むスラム街? 上下水道の状態は確認不可能。かなりの広さがあるけれども、現在では無人の廃墟と化しているゾーンも多いみたいです。遊星たちの暮らしていた元地下鉄においても、電気はケーブルから直接盗んでいたように思えました。(遊星がやったのかもしれん…)
ただし、ハッキングやクラッキングが可能ということは、サーバへの接続そのものは可能な様子。通常のやりかたでの脱出は不可能なため、遊星は3話で、本来はジャンクの輸送用の海底通路をD・ホイールで突破するという無茶なミッションを敢行するらしい。
ジャックの秘書らしき男の台詞によると、サテライトが貧困層のためのアパルトヘイト地区となっているのは、おそらくはゴミの再生処理の仕事のためというよりも、ネオ・童美野シティの住人の不満の矛先にするため、あるいは、ある程度の威圧効果を期待してるという意味もあるのかもしれない。
 3.セキュリティ・保安局
センター部でもサテライトでも一枚岩の組織が住人の管理を行っているらしい。犯罪者をマーカーで管理し、主に警邏などの仕事を行っている。ただし、個人が犯罪者との取引をおこなってもお咎めなしというあたり、どちらかというとゆるめの組織であるらしい。

総論:
全体的にすごくサイバーパンクな感じの近代都市のイメージですね。都市そのものが階層社会化しており、それを都市のシステムそのものが利用しているというのが特徴的。
住人の不満をそらすためのシステムとして、大衆的な娯楽としての《ライディング・デュエル》というアメ、犯罪者や貧困層を押し込めて隔離する《サテライト》というムチ、の二つが活用されているみたいです。
権力(パワー)ってものがかなり堂々と正義と考えられているあたり、ある意味ですごく現代的なのかしら。かしら。

 世界設定
1.デュエル・決闘者
5D‘sの世界だと、デュエルってものがただの娯楽・ゲームという以上の存在として、一般的に定着しているようです。
デュエリストは実力さえあれば階層社会を無視して這い上がることもできるし、デュエル自体がもっともメジャーな娯楽として定着している… ただし、どちらかというと《パワーの代替》としてのデュエルの存在のほうが作品的には大きい感じ。
決闘者は決闘の結果がすべてであり、決闘に何かモノを賭けるってこともよくあるみたいです。決闘者には独特の誇り高さや倫理観ってものが存在し、それを無視する相手は軽蔑の対象となってもしかたがない、という常識が存在する。
→ちょっと映画の《8Mile》思い出した(笑 あれだとラップバトルってものが、《現実の暴力》ってものの代替として扱われているというのがよくわかりました。
貧困層などで相手と何らかの争いをしなければならないとき、実際に銃などを持ち出したりして争うと、それは犯罪行為になるし、お互いにダメージが大きすぎて、リスクが大きくなりすぎる。そこで、「ラッパーはラップバトルで決着をつける」「優秀なラッパーは尊敬の対象となる」「ラップバトルを要求する相手に暴力に訴えるものは軽蔑される」っていう論理が成立してました。
…ちょっと5D‘sにおけるデュエルのあつかいに似てませんか?(笑
 2.犯罪者にたいするマーカー管理
犯罪暦のある人は、顔に《マーカー》とよばれる印をつけられ、IDによって管理されていると同時に、常に信号を出してセキュリティによる管理の対象とされているようです。あきらかに未成年であるラリーにたいしても成人と同じマーカーがつけられているあたり、おそらく、年少者にたいする保護という概念はないみたい…
→非常に抑圧的な社会構造が成立してるみたいですね。マーカーなんて概念が存在する社会じゃ、犯罪者の人権って考え方はないに等しい… 《一目見て分かる》顔という部分にマーカーをつけている、しかも、マーカーのサイズやデザインである程度の犯罪暦が分かってしまうということは、マーカーをつけられている人は公然と差別対象になってしまっているということです。
ちなみに、OPで遊星がつけられてたマーカーは、他の誰よりもサイズが大きくて目立つデザインでしたけれども、あれはもしかして、サテライトからの脱出っていう罪に対して付けられたものなのかな?

 さらに登場人物についてメモ
 1.不動遊星
なんか全体的に謎の多い子です…
センターに対するハッキング行為、セキュリティに対するジャミング(通信妨害)などのハッカースキルに加えて、資材の足りないサテライトにおいて、あきらかに設計図をみたことのないD・ホイールを一台組み上げるなど、現時点でもいろいろと神業がかった特技を見せてます。ただし、デュエルにおいてはそこまで天才的というわけではなく、まだまだ未熟な印象が強いかなぁ。
基本的には無口で無感情な印象が強いですが、デュエリストとしてのプライド、さらに仲間意識の強さは人一倍、という感じ。
そしてあの、謎の多いカニ頭… 一回でいいから、頭からバケツの水をぶっかけてみたいです。(まがお
 2.ジャック・アトラス
遊星のカードとお手製D・ホイールをパクってサテライトを出て行った上に、ライディングデュエルのトップに上り詰めて《キング》を自称している男。すごく… 社長の匂いがします…
ただし、貧民だった過去を否定したいという意思が非常に強く、決闘者としても勝利に対する貪欲さで遊星よりも一枚上手の印象があるな~。そして、窃盗やサテライト脱出などの犯罪暦があるにもかかわらず、マーカーをつけていません。なんらかの司法取引が存在していると考えて間違いないかと。

あとは牛尾警部とかですかね!?(笑
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