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衣装交換ネタ《2⇔10編》
原稿に疲れました!
衣装交換はいつ見ても癒されます(*´・ω・`)
特に鉄板だと思うのが2⇔10 無敵に可愛い。どっちも可愛い。違和感ないティーダとちょっと大人っぽくなるフリオ。
ティーダはあの衣装だとやんちゃっぽさが増量になるのはなんででしょうね。バンダナのせいか? 逆にブリッツのユニフォームはいろんな人で共通だからフリオが大人っぽくなるのかもしれません。イケメンだもんねフリオ。中身のせいでそういうイメージないがフリオ。
ティーダ【衣装:フリオニール】
ド田舎の小国の王子様。最近反抗期真っ盛りでパパ王とよく喧嘩をしており、そのたびにかねて準備の鎧に着替えて城を抜け出すのでついたあだ名が【野良王子】。
でも王子の野良っぷりはすでに城下にも知れ渡っており、王子が脱走するたびに迷惑をするのは家庭教師兼護衛役くらいだ。
フリオニール【衣装:ティーダ】
海に浮かぶ群島の小国で、王家に仕える宮廷騎士。
…が、王家の人間でも皿を割ったら一時間説教されるようなド田舎では、宮廷騎士といっても既に王子の教育係兼お目付け役扱い。これは代々のことらしく先代に相談したら自分が現役当時の苦労話を聞かされて、「俺はまだマシなのかも」と諦めがついた。
なんだかんだで王子が可愛くてしかたがない。
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【シマウタ】《ファンタジーパロ》
もうすぐ、潤積《うりづみ》の祭りの時期だった。
このちっぽけな島国だと、春になって雨が降り始め、遠くからシイラの群れが戻ってくるこの季節は、とても大切な時期だ。この国で慣習的に使われている旧暦では新年にあたり、王家からの訓示があり、僧官が精霊をなだめるための奉納舞を行う。
だから王家の人間ともなれば、直前には用意が大変だ。いろいろと憶えることがあり、予行練習があり、他にもいろいろなあれやこれやがある。普段は王様といえど小さな港を一個もっている領主と変わらない程度のこの国で、王家の人間が威儀を見せることが出来る大切な時期。そう、だから今年もきちんと王子には勤めてもらわないといけない。憶えないといけない祝詞も覚えて、あとちゃんと椅子に座っててもらって、居眠りとかも絶対にダメで……
「王子、殿下がお呼びで…」
そんなことを考えながら、王子の部屋の入り口を潜った、フリオニールが見たのは。
ベッドの横の壁にあいた、でかい穴。
……これは新しい脱走手段だ。
というか、どうやって開けた。
蹴ったんですね分かります。
ここまで考えるのに、だいたい、3秒かかった。
そして、この後の成り行きは、だいたいいつものとおりだったのである。
「アーロン様ぁぁぁぁまた王子がぁぁぁぁぁあ!!」
《続く(たぶん)》
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