NEW ENTRY
(07/14)
(07/12)
(07/02)
(06/28)
(06/27)
[PR]
ジャバウォッキー 《詩》
おまえは嘘つきだから いっぱいの鞭をあげる
まるでバーベキューでもするみたいに 骨までじゅうじゅう焼いてあげる
そう断罪されて 子どもはわらう
ああ、やっと《それ》に気づいてくれたんだね
これでぼくはもう こんな重たいものを下ろしてもいい
翼のない鳥と
鳥のない翼と
どっちがより滑稽かしら
ぼくにとってはどっちもおなじこと
苦すぎる甘いシロップ
今、とりかごを開けるね
翼は飛んでいけ 鳥はうずくまれ
帰ってくるころには お前たちは もう鳥じゃない化け物になれてる
お前は悪い子だから
肉がえぐれて骨が見えるまで この足かせをつけていなさい
細い首をギロチンの前に差し出しなさい
《すきにするがいい おまえたち》
《ここにはもうぼくはいないって えいえんに気づかないでいるがいい》
《ぼくはなんにもこまらない なぜってけっきょくおまえたちは》
《ただの、ぼくのついた、たちのわるい冗談にすぎないんだからね!》
―――そういって、ジャバウォッキーはくすくす笑う
声はなぜだか、ぼくらの知ってる、誰かさんにそっくりだ!
**********
どうも安定しないなあ。
シュヴァンクマイエルの《ジャバウォッキー》は名作だった…
PR
- トラックバックURLはこちら