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薄暮都市

同人・女性向けの話題専用のブログ ジャンルはよろず。遊戯王・DFF・バサラなど。 ときどき、アイマスや東方などの話も混じりますのでご了承の程を。

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  • 11/21/14:01

イナゴ10話:夢も希望もありません

あまりにえぐい展開に終盤あいた口がふさがりませんでした。(リアル話)

こ、こんな夢も希望もないサッカーでいいのか… マジでGX三期並みのえぐい展開に…
冒頭から部室に入るといきなりギスギスMAXの展開、おもいっきり孤立してる三国先輩と神童キャプ。二人ならんでベンチって何。まるで魔女狩りのようなすさまじい空気。
現状維持派と革新派でチームがざっくり二つに割れて、これじゃ廃部じゃねーか!とものすごい剣幕で噛み付く現状維持派。とはいえ、中身を見ると割と一人ずつスタンスが違うのが面白いですね。
今まで抑圧されてた分かすさまじく反発してる南沢さんと倉間、単純に気が弱い浜野や天城、どっちの気持ちもわかるけど現状維持はに共感…な車田、そして飄々と流しててよくわからん浜野。浜野くんはいいキャラだなぁ。
そして最初っから天馬入部以降の空気に反発してた南沢さんがとうとう退部、南沢さんをなんとなく慕ってた感じのある倉間がとうとう爆発。ものすごい勢いで天馬にキレまくる。横から見ていて胃がつらい展開でした… あああ…

何にも知らない天馬が、やりたいことをやってるだけでここまでボコボコに言われないといけない世界ってなんなの。そして悪いこと何もしてない倉間くんが、ここまで憎悪の塊にならないといけない世界ってなんなの。
イナゴって要するに、リアルで言うと「高校野球が実は全部八百長で、裏で勝敗指示が出てる」っていう世界観なんですよね。あの世界観での中学サッカーの世界観は、即世界レベルに直結するって意味で甲子園や箱根駅伝に近い。
血のにじむ思いで甲子園出場校に入ったら実は全部八百長でした、でもどうしても野球がやりたかったらいうこと聞いてください、じゃないと伝統あるこの学校の野球部廃部にしますよ? …辛ええええええ!!!
そろそろ無印から見てたイナイレファンの人は涙が出てくる展開なんじゃないでしょうか、と思ったり。Goから見始めてもそろそろ泣きたい。

そして剣城とおにいちゃんの背景が公開。
…剣城かわいいじゃん! お兄ちゃんの前だと普通にかわいい弟じゃん!!
「お前はサッカーで夢をかなえてくれよ」と屈託なく言うお兄ちゃんにギリギリと精神を削られてる剣城が辛い。とっても辛い。このへんは三国先輩とつながる流れだけども、泥沼に首まで漬かってる分、剣城のほうがより胃にくる展開でした。
兄を人質に取られ、夢を人質にとられ、前にも後ろにも下がれない剣城。過去回想で無邪気に「ファイアトルネードごっこ」をしている姿が皮肉に満ちています。あなたのあこがれた、あの豪炎寺さんが、あなたをすりつぶそうとしてるんですよ…

円堂監督も今週ちょっと泣きそうだったなと思いました。
子供たちを思って辛い顔ひとつ見せないようにしてますが、あの人もかなり辛い立場。「ひとりじゃ戦えないから雷門に仲間をさがしにきた」という言葉、「今度の敵は手ごわい」の言葉に涙が。
つーか、円堂監督って表情があんまりないんですよね。笑うか、黙るか。まれに厳しい顔をするか。この人が余裕をなくしたら雷門サッカー部最後のセーフティネットが破れてしまうので、まさにギリギリの攻防だと思います。昔の仲間たちはどこかで協力してくれてると思うんだけど(目金くんはいたし)、それでも監督席に座れるのは自分ひとりだけなんですよね。しいて言うなら音無先生と秋ねえが味方だけど…
相変わらず重圧がきつくて泣きたい神童キャプが円堂監督に相談するところは切なかったです。『キャプテン』だから、気持ちはよくわかるんだろうな。神童キャプは味方がだんだん増えてきて、泣いたり笑ったりできるようになった分、一時よりかなり楽になったように見えるけども。
円堂監督を信頼して、足元を頼めるようになった神童キャプ。また一歩、前進しました。

そして今回はお蘭がとうとう神童キャプに絆されて味方に加わってくれたー!
やっぱし友情って強い。蘭丸の立場は車田先輩とどっこいどっこいだと思うのですが、情が加わった分、心情的な部分で革新派に行ってくれた感じでしょうか。お蘭が今のサッカー界が変われると思ってるようには見えないのですが、どっちみち沈没するなら友に協力したほうがいい、っていう形で吹っ切れた感じがします。
精神的に強かで現実主義な分、火種にもなりそうだし、強い味方にもなってくれそう。
そして潜在的に味方? なのは浜野くんだろうか…
この子、いつ見ても「いままで通りにやる~」といいつつ、しれっと天馬にパスを出したり侮れないw いままでどおりってことはその場のノリで面白いほうに味方するってことですよね。そこらへんなじられても、「いままでどおりやってるだけだよ~」とぬるりと逃げそうな個性がおもしれえ。

そしてFWツートップが完璧に敵に回ってる今回の試合どうなってんの…
開幕オウンゴール(しかも必殺技が軽く乗ってる)であいた口がふさがらないよ!! そこまで派手に八百長しちゃっていいのかよ!!
お蘭は戦闘的な性格で部内で喧嘩しそうだし、倉間くんは隙を見て天馬をビルの上から突き落としかねない殺気で怖い。来週の予告でさっそくボコられてる天馬が怖い。あの子はボコられてない試合がいままで一個もない。お願いだから天馬に怪我しないでいい11対11のサッカーをやらせてあげて! じゃないと刷り込みでラフプレーが普通になりかねん!

胃が痛くて見てられないんだけども、その分先が気になって見るのをやめられないイナGo。侮れないアニメです。
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追伸:南沢さんについて

イナイレ二部一気閲覧


「影山がデレた!って思わずメールしようかと思ったよ!」
ゆがみなく駄目なお前におねえちゃんは安心です。

感想じゃないんですが、Goがだんだん見てて辛くなくなってくるのが嬉しい。すごく安心感があるというか、励まされる感じがある。
今回は心情的なみんなのキャプテン三国先輩がとうとうデレてくれましたねえ。天馬カット→失敗→神童キャプカット→失敗→三国先輩キャッチ→成功! の流れは何度見ても手に汗握っちゃいます。
その前に捨て身で飛び出していってキャッチにいった流れをみても、三国先輩の強力なガッツと大黒柱的な強さは本当に安心できる。二代目雷門の守護神。
「行って来い!」に天馬・信介だけでなく、神童キャプも「はい!」って答えているのが微笑ましかった。これで神童キャプも全部ひとりで背負い込まなくってもいいよね。迷ったときには天馬が前を走ってくれるし、泣きたいときには三国先輩が背中を守ってくれるもんね。
そしてすべての安心感のそこでしっかりみなを見守ってる円堂監督のたのもしさよ…

弟といろいろ話しててたどり着いた結論。基本Goの雷門面子は初代のオマージュなんですが、そこをテーマとして抑えつつ、キャラクター性を故意にずらしてるところが上手いし面白い。

三国先輩⇔円堂キャプ:キーパーでみなの大黒柱
神童キャプ⇔鬼道さん:天才ゲームメーカー
剣城⇔豪炎寺:必殺技取得済みのフォワード

ただしみんな明らかに初代よりも不安定だし未完成だし、支えあわないとやっていけないという不安定感が強い。
三国先輩は精神的な大黒柱で視野も広いけど、残念ながら選手としては一流とはいいがたい。神童キャプは天才だけどメンタルが弱くて不安になりやすい。そして剣城は豪炎寺よりもはるかに捻くれててサッカーに対しても強力なトラウマがかかってるっぽい。
あとついでにいうと蘭丸の立場は風丸なんだろうなぁ。ただお蘭は風丸と違ってあんまり台詞もないし、まだ人となりが分かりません。いまんところはまだ神童キャプのアクセサリという立場を脱してないのがなんとも。(ただこの脚本が蘭丸をそのままにしておくとは思えない。)

ただこの不安定で未熟なGo面子も、結局は何があっても円堂監督が守ってくれるだろうっていう安心感が出てきて、かなり安心してきたかも。
10話で円堂監督がみんなに声をかけていくシーン、速水くんが目をそらすと頭ポンってするところがとっても好きでした。一人づつをちゃんと見てるし、依存させずに自立できるよう気にかけてるんだなぁと。
円堂監督は本当にいい男… 甘やかしたり依存させるわけじゃないけど、子供たちが誰かに傷つけられないようにしっかり守って帰る場所を確保してる… そして本当の意味で助けが必要なときは手を差し伸べてくれる。

あと天馬のKYキャラがかなり好きです。
あの子はすげえKYだし、その分角も立ちまくってるんだけども、その『空気の読めなさ』に一本筋が通ってるのがすごくいい。基本熱血少年漫画的な意味での正論を言うのが天馬なんだけど、その『正論』が基本的に無視されるどころか他人をイライラさせて天馬の立場を不利にしてるってのがすごいリアルで。
でも、天馬はそこで周りから邪険にされても、嫌われても、めげないし曲がらない。
神童キャプも三国先輩も、天馬にはかなりイラッときてた瞬間はあったけども、体当たりで正論を言い続ける、何があってもKYでい続けるところをみて、あ、こいつ本気なんだって思って初めて動く。
そういう『少年漫画的な蛮勇』を傷だらけ泥だらけになっても通すところが、とても好きです。

さて次は誰がデレるのか~♪ 明日は剣城回みたいですがどうなるのか。剣城の立場はガンガン追い詰められたものになってってるけどどうしちゃうのか。
でも円堂監督が剣城のことをとっても気にしてるみたいなんで、大丈夫だろうとは思ってる。
辛いだろうががんばれ、剣城。ゴールはちゃんと君がたどり着ける距離にある。

イナゴ9話:キャプテンはピュアブリード


セットアップで【戦術】【アドヴァイス】【戦局判断】それと【常勝の天才】を宣言!
天馬の行動に対し【勝利の女神】を宣言!
そのシュートに対し【守りの弾】【八重垣】でカバーリングを試みる!

…って感じのノイマンピュアの支援キャラ神童キャプテンの話でした。(DX3rdネタ)
すげええええカッコえええええ
というか神童キャプテンあんなガチ支援キャラだったの…えええ ターン頭発動の全体支援エフェクトおいしすぎる。
むしろほぼ三人(しかも二人はまだ半人前)で相手チームを完全に抜き去った神童キャプの迫力がすごすぎる。
そして途中から神童キャプが本気で動き出したと理解した瞬間、「天馬!」「はい!」で完璧にツーカーになってる天馬がかわいい。なんかわんこっぽい。以前からこの二人のコンビが見たかったのですごくうれしかったです。
本気の神童キャプかっこよすなあ。あれなら去年キャプテンに指名されたっていうのがよくわかります。


今回はいきなりチームの11人のうち9人までが勝つ気がないという詰みゲーな状況で始まったホーリーロード。あれ聖帝って前作の彼ですよね? 前作はGoほどきっちりチェックしてないので詳しいことは把握できていないのですけれども。
相変わらずの八百長要素がものすごくイライラするGo世代の中学サッカー界。でも今回気になってしまったのが、内申内申と口癖のように言っている「南沢たちのことも考えないといけない」とわざわざ名指しで指定されてしまった南沢くん。
彼はあんまりあからさまに内申と言い続けてものすごいフラグ臭がするんですが、絶対に追い詰められた事情がありますよね、と思ったり。
三国さんの場合は母子家庭であるという事情がフィフスセクターを無碍に出来ないという理由でした。なんか家の中に仏壇っぽいものが見えたので、あれはお父さんとは死別なのでしょうか。無邪気に息子に期待する母と、その母に心配かけまいと色々と気を使っちゃう三国先輩… なんかものすごくリアリティというか重たい描写です。
中学生って微妙な年頃だよなぁ。将来のことを考えるにはあまりに世界が小さいし無力だけど、何にも知らないふりをできるほど無知でもない。特に三国先輩みたいな人の気持ちがわかってまじめな人ほど、追い詰められてしまうんでしょう。
あれもしお母さんにすべてを話したら、「そんな苦しい思いをしてまで先のことを考えなくてもいい」って言ってくれると思うのですが、それを知ってるから、逆にいえないってこともあるんだと思います…
なんとなく南沢先輩も似たような事情があるんじゃないかなぁという気がしましたが、どうか。彼にはサッカーのこと以上に将来の進路を優先しないといけない事情があるような気がする。

しかしとうとう吹っ切ってしまった神童キャプにより冒頭いきなり敵校圧倒で始まるホーリーロード。あれってでも、あそこまで追い詰められた以上は誰かが決断しないといけない状況だったんですよね。
現状すでに雷門には後ろに戻るって選択肢は、ない。最初からまだ捨てるべきものを持ってない天馬と伸介は無邪気にやってますが、積み上げてきたものをすでに失ってると認識するには現状がきつすぎる上級生ズ。
でも今は監督に控えているのがかつての【雷門の守護神】なんだから、きっと大丈夫だと思う。そういう「大丈夫、なんとかなるさ!」っていう安心をみんなが共有できたところからこのチームは動き出すのかな… すごく楽しみです。神童キャプの本気のプレイと笑顔が見られたから、次はほかのみんなも、と贅沢な気分になってきているw

なんとなくGoを見ていると遊戯王GXを思い出すんですよねぇ。
あれもデュエルを基準にヒエラルキーが決定された世界観での青春学園モノだったから。ただGXにおけるデュエルは最初っから金銭の絡む大人の世界のモノになっていたので、逆にあきらめがついてここまでの閉塞感は感じてなかったのかなと思ったり。
ただGXの世界だと、その【ヒエラルキー】に潰されて再起不能になっちゃった人も複数いた。Goだとそんなことは起こらないでほしいけど…どうなるのかな…今後、どんどんまずい立場になっていくであろう剣城くんが心配です。

それにしても神童キャプと天馬が可愛かった。
神童キャプは緊張感のある凛とした感じが美人さんで、天馬はころころ無邪気で可愛い感じがたまらんのだよなぁ。神童キャプが血統書つきの名犬だとしたら、天馬は愛嬌あふれる雑種犬という感じでしょうか。
どっちもなでてやりたい。中学生かわゆすぎる。

姉弟メール


イナゴ録画したよ! と弟にメールしたら、

(`・ω・´)<『キャラソンCD借りた。愛を込めて!が名曲すぎる』
(`・ω・´)<『エイリア学園編面白い』

と返事が来ました。
で、肝心のことを聞いてみる

(´ ・ω・`)<Q:お前はショタコンか?

返答。

(`・ω・´)<A:『円堂キャプテンの泣き顔かわいい』

これはショタコン…か…?
天馬かわいいかわいいとも言っていたので、
ああいうのが好みのタイプのようです。
照美ちゃんや蘭丸だったらフォローもできたんだがその二人は普通にショタだと思うの。
あとはキャラソンCDのアレンジが神だと言ってました。
音楽好きの耳で聞いてもいいものだと言われるのはなんかうれしい。

とりあえず弟が今度うちに帰ってきたら、キャラソンCD聞かせてもらおうと思います。

好きな事とできることは別問題(イナゴ八話)


いまさらですが八話見ました。
神童キャプテンの名言があまりにも深すぎる。そうだよね、好きなことと出来ることは別問題なんだよね…

今回は一話丸ごと神童キャプ回でした。神童キャプから天馬への複雑な感情がすっごい好きです。本来だったらこの二人、相性最高の師弟関係にして先輩後輩関係になれそうだと思うんですよ。
天馬むっちゃ素直で人の言うことよく聞く子だし、粘り強いし。ちょっと空気読めないくらい根性座ってるし。
で、神童キャプは他人の素質を見抜くことについては才覚があって、神経が細やかでそれでいで人に厳しくできる人で。そして何より生真面目。
こういう神童キャプなら天馬に好意を持ちつつ、スパルタめに教育してしっかり育てることが出来そうに思える。それでいて天馬は厳しくされたからってすねたり折れたりしないで神童キャプにずっと尊敬の気持ちを持ち続けてよい生徒になれそうだし。
……ふぃ、フィフスセクターさえなければ…!!

「大好きなサッカーがこのままだと本当に嫌いになりそうだからやめる」
「みんなに迷惑をかけてしまって責任のとりようがないからやめる」
って、どっちも14歳の男の子が思いつく必要のある内容ではあるまい…
ただこの悩みが妙に生々しいのは、一部のスポーツや芸術・音楽の世界(バレエとかピアノとか)だと実際にこういった発想はアリだからだよなぁと思いました。一昔前の新体操・フィギュアの世界のドキュメント本である『魂まで奪われた少女たち』、過酷なバレエの世界を描く『舞姫(テレプシコーラ)』なんかは実際こんなんだったし。

6話での天馬からのパスに責められて苦しかった神童キャプを、誰かぎゅっとしてあげてほしい
神童キャプは罪悪感で自分を追い詰めて笑うことも出来なくなるくらい、誠実にサッカーに向き合ってる子なんだなぁと。いい加減にすることができない。
楽しむこと、ももちろんだけど、求道的に自分を砥いでいくことが神童キャプのサッカーへの愛のあり方なのでしょうか。
でも次回が終わればかなり楽になるよキャプテン… なみだ目の神童キャプも可愛いが、はやく心からの笑顔がみたいです。

そして今回も天馬はウザ可愛かったですw
テンション高めで落ち込み知らずなところが微妙にウザいが、そこもまた愛嬌。礼儀正しくすることも知ってるけどそれ以上に折れないししつこいところがまた天馬っぽいw
必殺技を取得してはしゃいでるところが可愛かったです。つーか天馬、神童キャプがほんと好きだな。

次回以降は円堂監督が大人の世界の戦争をはじめることになるんでしょうか…
楽しみ!
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